静岡県 東名自動車学校のコラム

Tomei Driving School Column

お客様に安心と自信、運転の達人になる道へのコラムをお伝えしていきたいと思います。

年末年始の交通事故

Year-end and New Year traffic accidents

年末年始に交通事故が多発する原因とは?

安全に過ごすための6つのポイントと対策 年末年始は「交通事故が最も増える時期」といわれます。
帰省・買い物・初詣などで道路がにぎわう一方、気持ちの焦りや疲れが重なるため、普段よりも事故リスクが高まります。
ここでは、事故が増える主な原因6つと、今日からできる安全対策を紹介します。

なぜ年末年始は事故が増える? — 主な6つの理由

1. 交通量が一気に増える

帰省ラッシュや連休中の外出で、道路は常に混雑状態。車間距離が詰まり、追突や無理な車線変更による接触事故が増えます。

2. 焦りや油断による判断ミスが増える

「年内に済ませたい」「早く帰りたい」という焦り、仕事納め後の解放感で注意が散漫になり、“大丈夫だろう”の油断が増える時期です。

3. 日没が早く、視界が悪くなる

冬は16時台から薄暗くなり、歩行者・自転車が見えにくくなります。特に薄暮時間帯は事故が多発する危険ゾーンです。

4. 飲酒の機会が急増する

忘年会・新年会・親族の集まりなど飲酒イベントが集中。飲酒運転だけでなく、二日酔いでの運転も危険を招きます。

5. 路面凍結・雪など冬特有の危険

早朝や夜間の路面は凍結しやすく、スタッドレス未装着やスピードの出しすぎで、スリップ・横滑り・カーブでの曲がりきれない事故が増加します。

6. 疲れ・睡眠不足が重なりやすい

年末の忙しさや長距離移動で疲労が蓄積。集中力が低下し、信号の見落とし・反応遅れなどが起こりやすくなります。

交通量が一気に増える
路面凍結
疲れ・睡眠不足

今日からできる交通安全対策 — 事故を防ぐために

車間距離はいつも以上に確保する

渋滞中こそ「詰めない運転」を意識するだけで、追突事故は大幅に減らせます。

薄暗さを感じたら早めにライト点灯

自分が見えるだけでなく、歩行者・自転車に“存在を知らせる”効果が大きいです。

飲んだら絶対に運転しない

「少しだけ」「数時間あけたから」などの自己判断は危険。代行・公共交通機関を必ず利用しましょう。

スタッドレス・ワイパー・バッテリーなど冬の点検を

年末前に車の点検を済ませることで、冬の道路リスクを確実に下げられます。

スケジュールに余裕を持つ

焦りは事故の一番の原因。予定を詰め込みすぎず、早め早めの行動を心がけましょう。

休憩を取り、無理な長距離運転をしない

2時間に1回の休憩が理想。疲労は自分では気づきにくい“隠れた危険因子”です。

車間距離
早めにライト点灯
ワイパーの点検

【まとめ】年末年始こそ「いつも以上の安全意識」を

 年末年始は、道路状況・生活リズム・心理状態が“普段と全く違う”季節。事故が増える要因が重なりやすいため、少し丁寧な運転が命を守ります。安全第一で、新しい年を迎えましょう。

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